守田英正のプレースタイル!

カタールワールドカップ最終予選を戦っている日本代表は、2021年11月11日にアウェイでベトナムと対戦し、1対0で勝利しました。

これで、4勝2敗勝ち点12でグループBで単独2位となりましたが、まだまだ気の抜けない戦いが続きます。

第4戦のオーストラリア戦からシステム変更したことが、功を奏したように感じます。

そのシステム変更を期に、ポジションを失った選手もいますが、今まで出番のなかった選手が水を得た魚のように活躍してくれたことが、今回の勝利に大きく繋がっています。

今回のシステム変更で活躍してくれた選手は、現在ポルトガル1部リーグのCDサンタ・クララで中心選手として活躍中の守田英正選手ではないでしょうか。

現在、ボランチとして求められている能力は、高い技術力を持っていて、走攻守すべてをこなせることが大前提となっています。

守田選手は、ボランチとして必要な能力をすべて兼ね備えた選手だと思います。

守田選手は、大学3年から頭角を現した遅咲きの選手でした。

頭角を現すまでに、相当な努力をしてここまで上り詰めたのだと思います。

キャプテン翼でいうと、「北海の荒鷲こと松山光」ですね。

「努力の天才」と評される松山くんそのものだと思いませんか。

もともと前線の選手で、キープ力も高いところも似ていますよね。

そんな同1部リーグで強豪のポルトへの移籍話がでている守田選手について、今回はご紹介したいと思います。

正直分かりにくい?守田英正選手の凄さ

サッカーは点をとるスポーツなので、どうしても前線の選手に目がいきがちです。

前線の選手の場合、得点やアシストという結果の部分が表示されるのでわかりやすいのですが、ボランチのポジションの場合、攻撃のスイッチを入れることや、得点に繋がる一つ前のプレーが多いため、目に見える結果として表示されにくいです。

そのため、サッカー経験者でない人は、ボランチの選手はどこが凄いのかが分かりにくいのではないでしょうか。

このボランチというポジションは、攻撃の面で必要な高い技術と、守備で必要なハードワークに加えて、状況判断能力、ポジショニング、ゲームメイクなどこれらの資質が備わっていなければなりません。

そのため、ボランチ以外の名称として、レジスタ(司令塔)という場合もあります。

これらの資質を守田選手は、兼ね備えているのです。

一般的にボランチの選手は、ボールを取られると危険な位置にいることが自分で分かっているので、なるべく安全なところへパスを出すことが多いのですが、守田選手は足元の技術が高く、判断能力が優れているため、安易なパスを選択しません。

また高い守備能力を誇り、ボール奪取力、一対一の競り合いにも負けない高いフィジカルも兼ね備えていることも優れている点です。

傍から見ると危ないプレーに見られることが多いのですが、守田選手が選択したのならば大丈夫だと感じてしまうのが不思議です。

まだ26歳と若いので、これからどう成長していくのか楽しみでなりません。

移籍報道多数!守田選手はどこに移籍すべきか?

所属のCDサンタ・クララで、今期も安定したプレーを続けている守田選手に、ポルトガルの強豪FCポルト、トルコの強豪フェネルバフチェとガラタサライからオファーが届いていると報道されています。

現段階では、トルコ人のイスマイル・ウズン氏は、守田英正が今後もチームに必要不可欠な戦力であり続けると思っているので、来年1月の移籍ウィンドウでの放出しない方針だと言われています。

ここに挙がっているチームは、ボランチのポジションに困っているチームですから、ボランチやインサイドハーフをこなせる守田選手を獲得したい気持ちは分かります。

そして、どのチームもCDサンタ・クララよりも、強豪であることを考えるとステップアップなのかもしれません。

本人もステップアップを望んでいるようですが、個人的には来季の移籍には慎重になったほうがいいのではと思います。

理由は、2022年のワールドカップが夏季から冬季の開催に変わったことです。

現在、グループBで2位につけている日本代表は、必ずワールドカップへ出場してくれると思っています。

ワールドカップが、2022年11月21日に開幕するということは、海外リーグが開幕したあとに開催することになります。

仮に守田選手が、ワールドカップメンバーに選ばれたとして、移籍先で出場機会が激減したとすると、コンディション面での調整や、試合勘が欠如した状態でプレーすることになります。

このタイミングの移籍は、ワールドカップのことを考えると、いいとばかりは言えないのです。

現状だけで考えると、CDサンタ・クララであれば出場機会は確保できるので、移籍しないという方向性があってもいいのかなと思います。

そして、ワールドカップでの活躍次第では、他にもオファーが舞い込んでくるかもしれません。

守田選手の能力があればスペイン・イングランド・ドイツ・イタリア・フランスの5大リーグでも十分にプレーできると思うので、そこでプレーしている姿が見たいと思っています。

守田選手は、来年27歳になりますので、サッカー選手としては、決して若いという訳ではありません。

そのため、早い段階でステップアップを望んでいる気持ちは理解できます。

移籍を決めるのは、クラブと本人です。

私たちが何か言える立場ではないですが、悔いの残らないような判断をしてもらえたらと思います。

守田選手は日本代表で生き残れるのか?

守田選手は、この調子をキープできれば間違いなく、ワールドカップメンバーには選ばれると思います。

理由として、現日本代表の「インサイドハーフの選手不足」と「4-5-1と4-3-3システムの併用」があげられます。

日本代表のシステムは、最終予選第4戦から、4-3-3のシステムに変更して戦っています。

このシステムに変更してから、守田選手は出場機会を得ることができました。

4-3-3の中盤の3人は、このシステムの肝になるポジションです。

4-5-1のシステムの場合、ダブルボランチの前に3人の攻撃的な選手が配置するので、ボランチの選手は、かじ取り役に回ります。

しかし4-3-3は、中盤の3人で攻撃と守備を行わなければならないため、全体のクオリティが求められます。

最終予選第6戦までで、この中盤で出場している選手は4人います。

守田選手、遠藤航選手、田中碧選手、柴崎岳選手です。

お気づきだと思いますが、全員本職がボランチの選手なのです。

日本代表には、インサイドハーフを本職とする選手がいません。

4-3-3のシステムで戦っているのに、本職のインサイドハーフがいないというのは、違和感を感じてしまいますが、高いクオリティを持っている守田選手にとっては、これがプラスに働きました。

持ち前のフィジカルとテクニックで、攻撃と守備を高いレベルで行うことができる守田選手は、インサイドハーフでプレーする能力を、すでに持ち合わせているのです。

また、川崎フロンターレ時代に4-3-3システムでプレーしていたので、インサイドハーフも問題なくこなし、随所にいいプレーを見せていました。

もう一人のインサイドハーフでプレーしていた田中選手とは、川崎フロンターレで同僚だったので、お互いどんなプレーをするか分かっているので、やりやすかったこともプラスに働いたと思います。

また、4-5-1のシステムも今後併用することを考えれば、どちらも対応できる守田選手を選外にするという選択はできないと思います。

守田選手の能力を活かすのであれば、4-3-3のほうがいいと思います。

そして攻撃の3人には、突破力や機動力に優れた選手が入ることをオススメします。

該当する選手だと、久保建英選手、南野拓実選手、堂安律選手、伊藤純也選手、原口元気選手などが当てはまります。

選手選考もほうですが、4-3-3システムを始めたばかりのため、チーム全体としての約束事が、しっかりできていません。

ボランチの選手が1人のため、ボランチの横のスペースを使われてチャンスを作られる場合のチームとしての対策など、早急なテコ入れが必要だと思います。

来年の最終予選まで時間がありませんが、しっかりコミュニケーションをとって頑張ってもらえたらと思います。

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