大迫勇也と柴崎岳の関係|大迫のプレースタイルがやっぱりハンパない!

サッカー

2021年、長くドイツを主戦場としてきた大迫勇也選手が、日本のJリーグに復帰しました。

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大迫選手は現役の日本代表の正FWであり、替えが効かない選手であるとまで言われています。

2022ワールドカップカタール大会での活躍が期待される、大迫選手についてご紹介します。

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大迫勇也選手のWiki風プロフィール

名前:大迫 勇也(おおさこゆうや)
生年月日:1990年5月18日
出身地:鹿児島県南さつま市
身長:182cm
体重:71kg
小学校:加世田市立万世小学校
中学校:育英館中学校
高校:鹿児島城西高校
身長:182cm
体重:71kg
現所属チーム:ヴィッセル神戸
ポジション:FW

大迫選手の特徴は?

大迫選手の特徴、それは日本人歴代屈指のポストプレーヤーであることです。

日本代表にとって替えの効かないFWであるという理由も、このポストプレーを海外のDFと渡り合ってできる唯一のプレーヤーであることにあります。

歴代屈指のポストプレーヤー

ポストプレーとは、味方からのパスを納めて攻め上がる時間を作ったり、前を向いた選手にボールを供給したりするような起点を作るプレーを言います。

この動画のサムネイルのようなプレーです。3:41からのシーンに、大迫選手が流れたボールに対して起点を作るポストプレーがあります。

味方からするとポストにボールを預ければ、マイボールの時間を増やしてチャンスを広げてくれる選手。特に格上のチームを相手にした場合押し込まれる時間が長くなりますが、多少苦しまぎれのクリアボールも納めてマイボールにしてくれることもあるので、とても重要なプレーになりますね。

いっぽうで敵からすると自陣に起点を作られてはまずいため、ポストプレーに対しては後ろから強く圧力をかけて潰しにきます。

大迫選手が日本屈指のポストプレーヤーである理由は、ヨーロッパの屈強なCB(センターバック=守備専門のポジション。身体能力の高い選手が多い)からの圧力も背中で押さえながらボールをキープすることができる、この強さと技術に長けているからなのです。

近年、ヨーロッパに渡り結果を出す日本人アタッカーも増えました。2021年最終予選の日本代表のMF/FW登録の選手を見ても、大半の選手がヨーロッパ所属です。

しかしこのほとんどの選手は、ボールを持って前を向いた時のスピードやドリブルに強みのある選手。大迫選手だけがポストプレーを、体の強いDFが多いドイツで磨き上げてきたのです。

ヨーロッパや南米の大型選手を相手に体をぶつけて仕事ができるのは、これまでの日本人選手では居なかったのではないでしょうか。

格上のチームを相手にも個の強いDF相手にもポストプレーで対抗できる。

これが大迫選手の特別な特徴です。

ポスト後のパスも上手い

 ポストプレーというとボールの受け方に目が行くのですが、大迫選手はボールを納めた後のプレーも長けています。

ポストプレーはボールをキープできれば良いのではなく、状況を把握してそのボールをどう活かすかを瞬時に選択しなければいけません。

時にはワンタッチで味方の攻撃にリズムと勢いを付ける、あるいは数秒キープして味方が上がってくる時間を作ったりする、といった判断が必要になるんですね。

同時に、相手が背中から体をぶつけてくる中でも、正確なパスを出す技術も重要です。

こちらの動画の0:32からは、2021年のワールドカップ最終予選での大迫選手のポストプレーのシーン。オーストラリアの大型のDFを相手にポストプレーで勝って、すかさず伊東純也選手に送ったパスから決定機を演出しました。

自在にタメを作って、味方を生かしたパスが供給できる。これも大迫選手のポストの強みです。

大迫勇也は実は器用な選手

日本代表での大迫選手はFWですが、ドイツのブレーメンというチームでプレーしていたときにトップ下やインサイドハーフを任せられることがありました。2019-20シーズンでは、攻撃的MFとして出場したリーグ戦8試合で7ゴールをマークするという結果も残しています。

このシーズンのプレーを纏めてくださっている動画がありました。
6:52、味方の守備からのパスを中央で引き出してボールを納め、ゴール前に走る味方選手の足元に見事なアシスト!

実は中盤もできるしアシストも得意な、FWだけではない器用な選手であることがわかりますね。

大迫勇也と柴崎岳の関係

すこし時計の針を戻しましょう。

大迫選手は鹿児島城西高校時代から非常に優れた選手で、2008年大会では歴代最多得点となる10得点を挙げています。あの有名な、「大迫半端ないって!」が産まれた時ですね(笑)。

実はこのときの全国選手権の1回戦で、当時1年生ながら名門青森山田高校の10番を背負い、後に鹿島アントラーズのチームメイトとなる柴崎岳選手と戦っていたのです。

柴崎選手は1年生ながらボランチの位置で先発出場。何度も決定機を作りチームも2点先制したのですが、大迫選手の2得点を含む活躍に逆転負けを喫しました。

この貴重な対決のハイライトがYouTubeにアップされていました!
3:52のプレーで1年生柴崎選手がサイドに流れたところでパスを受け、決定機を演出。
しかし、4:45と6:09の両シーンで大迫選手が落ち着いてゴールを決めて逆転しています。

大迫伝説のスタートとも言える試合が、柴崎岳選手との戦いであったのがとても印象深いです。

この後も、この2人には共通項が多いと注目していました。

高校時代からスターであったこと、高校選手権では準優勝止まりであったこと、共に高卒で鹿島アントラーズに入団したこと、さらにオリンピック代表から漏れてしまったことなどです。

大迫選手は鹿島が3連覇した2009年に、柴崎選手は2011年に鹿島に入団しました。2人は大迫選手が移籍するまで3シーズンを共に戦ったのですが、実はこの時期は鹿島にとっては黄金期を過ぎて、なかなか勝てない厳しい時期でした。ですがそのような中でもナビスコカップで連覇を経験しています。

常勝軍団である鹿島で、内容は悪くとも勝ち切ることを学んだ二人なのです。

その後2人は代表にも選出され、2018年ロシアワールドカップでは共にレギュラーとして出場を果たし、大迫選手は1得点、柴崎選手も1アシストを記録しています。

2022年ワールドカップの最終予選にも、共に代表に選出されていますね。

このように、大迫選手と柴崎選手には若い時から共通項が多くて、不思議な縁を感じています。

大迫勇也の日本代表で期待される役割

 2021年、大迫選手はJリーグのヴィッセル神戸に移籍しました。

ドイツ時代とは異なり、神戸ではFW一本での勝負となるでしょう。また、日本に来たことで代表に招集されるときの移動や時差ボケの負担も減ります。

実は大迫選手、こちらの動画の6:05から内田篤人氏との対談で次のカタール大会が最後のワールドカップになると話しています。
内田「次のワールドカップって何歳?」
大迫「32ですね」
内田「(その)次も狙うの?」
大迫「いや、無理でしょ」
内田「諦めんの(苦笑)?」
大迫「次、ラストですね。ラストかなと思いますけど。36でFWって無理じゃないですか」

大迫選手がなぜ日本に帰ってきたのか不思議だったのですが、最後と考えているのであれば納得です。今大会のワールドカップにかける思いを強く持って日本に帰ってきたのかもしれませんね。

日本代表ではFWとして替えの効かない選手とご紹介しました。

日本がワールドカップでベスト8に残るためには、大迫選手はやはり強豪国を相手に押し込まれた中でも、前線で起点となる役割が期待されています。特に日本代表にはスピードやドリブルがある選手が多いので、それを活かすポストプレーが見たいですね!

そしてFWであれば当然自身の得点も要求されるでしょう。

カタール大会の最終予選で日本は苦戦を強いられています。大迫選手にも批判の矛先は向かっていますが、それでも大迫選手には、ドイツ一部リーグで強力なディフェンダーとの戦いで磨いてきた強さと技術があります。それが必要になる時が必ず来ると信じています。

また、代表での柴崎選手とのコンビにも期待しています。柴崎選手も敗戦を招くパスミスをするなど最終予選で批判を受けていますが、2人はチームが上手くいかない中でも鹿島で共にタイトルを勝ち取ってきました。代表でもこのコンビで、勝負強さを発揮してほしいと思います。

日本が厳しい状況の中に追い込まれた時にこそ、培ってきたものが花開くように

大迫選手にはそんな期待をしたいと思います。

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